青森市の女子高校生がアナウンス部門で日本一 「夢はアナウンサー」
青森市の女子高校生が、全国高校総合文化祭のアナウンス部門での日本一を副知事に報告しました。
明の星高校3年の橘川純佳さんは、郷土の話題を伝えるアナウンス部門で最優秀賞を受賞しました。
橘川さんは今後、青森の魅力を全国に伝えるアナウンサーになることを夢見ています。
青森市の女子高校生が、全国高校総合文化祭のアナウンス部門での日本一を副知事に報告しました。
【明の星高校3年 橘川純佳さん】
「(中学生のころから)6年間いろんな先輩を見てきて、私もああいうふうになりたいなって思いながら日々練習をしてきて、その成果が実ったんだって思うとうれしくてたまらないです」
受賞を報告したのは、明の星高校3年の橘川純佳さん。8月に岐阜県で行われた全国高校総合文化祭アナウンス部門で、最優秀賞の文部科学大臣賞に輝きました。
郷土の話題を1分半の原稿にまとめて伝えるアナウンス部門。橘川さんは青森県内のフィットネススタジオの経営者を取材し、その魅力を伝えました。
今回の受賞の背景には、ある経験での学びがありました。7月に行われた大会です。優良賞を受賞したものの、優勝を目指していた橘川さんにとっては悔しい結果に。
【明の星高校3年 橘川純佳さん】
「決勝に行けるって分かった時に、今までにない勝ちたいっていう欲が出てしまったんです。今までは放送の本質である、伝えるっていうことを一生懸命頑張ってきたんですけど、勝つっていう方向にいってしまって、それが優良賞というふうになってしまったかなって」
そこで、今回の大会で意識したことは…。
【明の星高校3年 橘川純佳さん】
「勝ち負けにこだわらないで、楽しもうって思ったんです」
「(取材した人を)全国の人に知ってほしい。その一心で頑張ってきました」
『伝えたい』という思いが実を結び、日本一をつかみ取りました。
【明の星高校3年 橘川純佳さん】
(Q.夢は)「夢は青森の愛を伝えられるアナウンサーになることです」
「青森の人でもあまり知らないような青森の魅力っていうのを、青森市内、県内、願わくば全国に伝えられるようになりたいです」