「安心安全を守っていければ」酒田市と鶴岡市が合同で水難訓練 水中での救助手順など連携を確認(山形) 

AI要約

酒田市と鶴岡市が合同で水難訓練を実施し、水中での救助手順などを確認。

鶴岡市消防が水中で活動が可能な潜水士を派遣。

訓練では釣り人救助を想定し、水中捜索の難しさを体験。

連携強化を目指す両市の意気込み。

「安心安全を守っていければ」酒田市と鶴岡市が合同で水難訓練 水中での救助手順など連携を確認(山形) 

水難事故から市民を守ろうときょう、酒田市と鶴岡市が合同で水難訓練を行い、水中での救助手順など、連携を確認しました。

この訓練は酒田市消防が大規模災害を含む水難救助に対応しようとはじめて鶴岡市消防と合同で行なったものです。

鶴岡市からは、県内で唯一、水中で活動ができる潜水士と潜水装備を備える水難救助隊が参加しました。

水難救助隊員「普段わたしたちの訓練の中では水中で会話は出来ないので事前に打ち合わせを行なった内容を水中でスムーズに行えるような訓練を行なっている。危険な環境ですのでスムーズに活動できれば」

訓練は釣り人が海に転落して浮上してこないことを想定して岸から30メートル離れた地点で行われました。

きょうはまずまずの天候でしたが現場の水深は5メートル。

隊員によると視界は2メートルで水中の捜索は難しいとのこと。

隊員が懸命に捜索した結果、目印のブイが3回動きます。

消防隊員「潜水隊員からの何らかの合図ありです。潜水隊員の方に向かっていただきたい」

隊員たちは過酷な状況を想定し救助手順を確認していました。

鶴岡市消防署 齋藤豊 消防指令長「こういった連携をすることで実際の災害時の活動や安全管理がよりスムーズに行われるものと考えています」

酒田地区広域行政組合消防本部 白旗博幸 消防監「今回の訓練を機により一層連携を深めて住民の安心安全を守っていければ」