【山形】国道121号で防災訓練・トンネル内での正面衝突事故を想定 山形・福島両県の関係機関が連携

AI要約

大峠トンネルでの防災訓練が行われた。毎年両県の消防や警察、道路管理者が合同で訓練を行う。

訓練では車同士の正面衝突が想定され、レスキュー隊が車内の意識のない人を救出し、救急処置を施す流れが確認された。

冬場はスリップ事故が増加するため、警察や消防はドライバーに注意を促している。

【山形】国道121号で防災訓練・トンネル内での正面衝突事故を想定 山形・福島両県の関係機関が連携

米沢市と福島・喜多方市を結ぶ国道121号の大峠トンネルで防災訓練が行われた。

山形県と福島県にまたがる大峠トンネルでは、両県の消防や警察、道路管理者などが毎年合同で訓練を行っている。

6日の訓練は、出入り口から約100メートルの場所で車同士が正面衝突。車に乗っている人が自力で脱出できないとの想定で行われた。

通報により駆けつけた米沢市と喜多方市のレスキュー隊が工具を使って車の扉を開け、意識のない人を車から救出すると、その後、救急隊が必要な処置をしながら搬送するまでの対応を流れに沿って確認していた。

冬場はスリップ事故の増加も懸念されるため、警察や消防はドライバーに注意を促していくことにしている。