大阪で「能登は元気です」 七尾・能登香島中2年生、修学旅行で特産品発信

AI要約

七尾市の中学生が大阪で復興イベントを開催し、能登の元気をアピールした。

生徒たちは和菓子やグッズの販売、オリジナル動画の上映などで活動し、商店街利用者からの応援を受けた。

商店街側も協力し、感動とともに今後も支援を続ける意向を示した。

大阪で「能登は元気です」 七尾・能登香島中2年生、修学旅行で特産品発信

 七尾市能登香島中の2年生60人は5日、修学旅行で訪れた大阪市の京橋中央商店街で、特産品や震災からの復旧状況を発信する「七尾復興市」を開いた。豊年太鼓の披露や花嫁のれんの展示を通じて「能登は元気です」と力強くアピールした。

 生徒は「頑張ろう能登 七尾!」と書かれたビブスを着用し、和菓子や農産物、和倉温泉お祭り会館と花嫁のれん館のグッズを販売した。和倉温泉や能登島、石崎漁港の現状を紹介するオリジナル動画も上映した。

 商店街利用者から「応援しているよ」「大丈夫だった?」と声を掛けられた。太鼓を披露した井上楓和さん(14)は「能登を応援してくれる人と交流できて良い経験になった」と話した。

 復興市に協力した京橋中央商店街振興組合の山本翔理事(81)は「元気な姿を見て感動した。これからも自分たちにできる支援をしていきたい」と語った。