唐津市の住基ネット 一時通信障害 マイナンバーカード手続きなどができない状況が発生

AI要約

唐津市は5日、住民基本台帳ネットワークシステムサーバーの操作ミスによりマイナンバーカード手続きが一時できない状況が発生し、14人に影響が出た。

誤った操作が裁判員予定者名簿の作成業務に影響を及ぼし、市民課や市民センターで午前11時半ごろまで手続きが不可能となった。

再発防止策として、住基サーバー操作担当者を限定するなどの対策を実施するとしている。

唐津市の住基ネット 一時通信障害 マイナンバーカード手続きなどができない状況が発生

 唐津市は5日、住民基本台帳ネットワークシステムサーバー(住基サーバー)の操作を誤り、データを利用するマイナンバーカード手続きなどが一時できない状況が発生したと発表した。来庁者14人に影響が出た。

 市民課によると、5日午前9時過ぎ、裁判員裁判の裁判員予定者などの名簿を作成する選挙管理委員会の業務で、住基サーバーで氏名の外字データを抽出する作業を終え、誤って常時起動すべき通信プログラムを閉じた。その後、市民課や市民センターの窓口で午前11時半ごろまでマイナンバーカードなどの手続きができなくなった。

 影響を受けた14人には郵送対応や再来庁、復旧後の電話連絡などで対応した。再発防止について、市民課は「住基サーバーを操作する担当者を課内で限定し、人為的ミスの発生防止に努める」としている。(宮﨑勝)