新潟労災病院は2026年3月末で閉院へ-上越地域の医療再編進む【新潟】

AI要約

上越地域の医療再編を話し合う会議が行われ、新潟労災病院の閉院日が2026年3月末に確認された。

医療環境や患者数の変化により、病院の内容を変革する必要性が指摘されている。

地域全体を見渡し、将来的な病床規模の変化に備えるため、医療機関の派遣などの検討が必要とされている。

新潟労災病院は2026年3月末で閉院へ-上越地域の医療再編進む【新潟】

上越地域の医療再編を話し合う会議が8月開かれ、方針が示されていた新潟労災病院の閉院日を2026年3月末になることを確認しました。

この会議では、患者の減少や医師や看護師の担い手不足などを受けて、上越地域の医療再編を話し合ってきました。すでに方針が示されていた上越市の新潟労災病院については、2026年3月31日に閉院することを確認しました。

また、県は、地域全体で将来必要となる病床規模の推計を示し、2023年度の1996床から、2030年度に1742床、2050年度には1581床に減るということです。

■上越医師会 高橋慶一会長

「実態に合わせて病院の内容を変革しなければ、将来的な存続は叶わないだろうということが推測される。」

こうした状況を踏まえ中核病院は、地域全体を見通し、地域密着型の病院への医師派遣などについて検討する必要があるとしています。