すい臓がんで辞職表明の林市長の後任 複数の自民市議が前向きな考え 9月18日までに選定 富山・氷見市
AI要約
富山県氷見市の林正之市長が、すい臓がんを公表し11月8日に辞職する意向を表明。
市長選挙が10月下旬に告示される見通しで、複数の市議が出馬に前向きな考えを示している。
自民党氷見市支部は後任候補を公募し、他薦の候補者名も上がっている。
富山県氷見市の林正之市長の辞職表明に伴い、10月下旬に告示される見通しの市長選について、複数の市議が出馬に前向きな考えを示していることが分かりました。
4日開会した氷見市議会9月定例会。
すい臓がんを公表し11月8日に辞職する意向を表明した林市長が提案理由を説明しました。
林市長:「議会の皆様方をはじめ、市民や関係の皆様に申し訳なく思っておりますが、今後の市政にとりましてこれが最善の方策であると決断した次第であります」
任期途中で辞職することへの無念さをにじませました。
林市長の後任候補をめぐっては、自民党氷見市支部が公募を含めた自薦・他薦を募ることに決めています。
嶋田茂支部長によりますと3日、支部所属の自民党市議13人に意見を聞いた結果、複数の市議が出馬に前向きな考えを示したほか、他薦の候補者の名前も数人上がったということです。
自民党氷見市支部は今後、他薦で名前があがった候補者の意向も確認するとしていて、林市長が辞職願を提出する市議会定例会最終日の9月18日までに後任候補を決める方針です。
