とっさの判断で高齢女性の無事保護につなげた小学4年生に警察署長から感謝状

AI要約

小学4年生の男子児童が道に迷った高齢女性を助け、警察署から感謝状を贈られる。

男子児童は女性を学校まで案内し、適切な行動で女性の安全を確保した。

長濵凌太朗さんは「同じことがあればまた助ける」と述べた。

とっさの判断で高齢女性の無事保護につなげた小学4年生に警察署長から感謝状

道に迷っている高齢女性を助けた小学4年生の男子児童に、小学校の始業式で警察署の署長から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、長崎市立小ヶ倉小学校4年生の長濵凌太朗さんです。

長濵さんは夏休み中だった8月18日、友達の家から帰る途中道に迷っている高齢の女性を発見し、声を掛け自宅に送り届けようとしましたが、女性は自宅をうまく説明できませんでした。

長濱さんによりますと、女性が「どこの小学校?」「娘知らない?」「私の子どもが小学校にいるかもしれない」などと言ったことから長濱さんは女性を小ヶ倉小学校まで道案内しました。

しかし学校に到着した後も女性は困った様子で、長濱さんは先生に知らせようと思いましたが学校に先生がいなかったため一度家に帰り、母親に事情を説明してすぐに女性がいる学校へ1人で戻りました。

その後長濱さんの母親を通して警察にも連絡がいき、80代の女性は無事に保護されたということです。

長崎県警大浦警察署は「高齢の女性を自宅に帰すため、お母さんに連絡する等の適切な行いによりその女性の安全安心に大きく活躍されました。その功労を称え、ここに感謝の意を表します」として学校の始業式で全校生徒の前で長濱さんに感謝状を手渡しました。

長濵凌太朗さんは「道案内して良かったと思います。同じことが起きたら、また同じことをします」と話していました。