【台風情報】台風11号(ヤギ)日本列島への影響は?日米欧の進路予想 気象庁・アメリカ・ヨーロッパとの海外予報機関の進路予想比較【7日(土)まで雨・風シミュレーション】

AI要約

台風11号(ヤギ)がフィリピンの東の海上で発生しました。気象庁の進路予想によると、沖縄周辺まで北上する可能性があることが示唆されています。

日本が提案したアジア名の「ヤギ」は、星座から命名されました。台風の進路や気圧、最大風速などが具体的に記載されています。

アメリカ海軍の予想ではブレ幅が大きく、一部は沖縄周辺への北上が予想されています。JTWCが台風11号に関する情報を提供しています。

【台風情報】台風11号(ヤギ)日本列島への影響は?日米欧の進路予想 気象庁・アメリカ・ヨーロッパとの海外予報機関の進路予想比較【7日(土)まで雨・風シミュレーション】

■台風11号(ヤギ)発生 フィリピンの東の海上で

気象庁は1日21時、フィリピンの東の北緯14度25分、東経124度10分において、熱帯低気圧が台風第11号になったと発表しました。ヤギは台風のアジア名で日本が提案した呼称です。星座が名前の由来となっています。

気象庁進路予想(JMA)

台風の中心は、12時間後の2日9時には

フィリピンの東の

北緯15度35分、東経123度10分を中心とする

半径65キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は996ヘクトパスカル

中心付近の最大風速は20メートル、

最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 24時間後の2日21時には

フィリピンの東の

北緯16度55分、東経123度10分を中心とする

半径95キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は996ヘクトパスカル

中心付近の最大風速は20メートル、

最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 48時間後の3日21時には

バシー海峡の

北緯19度05分、東経121度40分を中心とする

半径185キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は996ヘクトパスカル

中心付近の最大風速は20メートル、

最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 72時間後の4日21時には

バシー海峡の

北緯19度00分、東経120度10分を中心とする

半径260キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は990ヘクトパスカル

中心付近の最大風速は23メートル、

最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

 なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

【画像で確認】沖縄周辺まで北上する予想も 7日(土)までの雨・風シミュレーション

この台風11号は日本列島に影響はあるのでしょうか。それではアメリカやヨーロッパなど海外の予報機関はどのような進路予想なのでしょうか。

■アメリカモデルの予想ではブレ幅大きく 一部は沖縄周辺へ北上予想

アメリカ海軍(JTWC)

アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。台風11号に関する進路予想も発表しています。