三重県がスポーツ栄誉賞 上山選手と川端選手に 共に松阪出身

AI要約

三重県松阪市出身の上山紘輝選手と川端魁人選手がパリオリンピック男子陸上競技に出場し、県の「スポーツ栄誉賞」を受賞することが決まった。

他にも県ゆかりの選手が「スポーツ栄誉賞」を受賞し、表彰式が9月16日に行われることが発表された。

表彰式では、複数の選手が出席し、功績が称えられる予定となっている。

三重県がスポーツ栄誉賞 上山選手と川端選手に 共に松阪出身

 パリオリンピック男子陸上競技に出場した三重県松阪市出身の上山紘輝選手(25)=市立西中出身、住友電工所属=と、川端魁人選手(26)=同嬉野中出身、中京大クラブ所属=に、県の「スポーツ栄誉賞」が贈られることが27日決まった。9月16日に津市の県総合文化センターである「みえのスポーツフォーラム2024」で表彰式が行われる。

 県はパリ五輪で活躍した県ゆかりの選手について賞を授与。今回は県民栄誉賞2人、スポーツ栄誉大賞1人、スポーツ栄誉賞7人、スポーツ特別功労賞1人、スポーツ優秀賞3人が選ばれた。

 スポーツ栄誉賞は、オリンピック、パラリンピックで優秀な成績を収め、スポーツ推進と活力ある県民の元気づくりに功績した県関係選手の栄誉をたたえ表彰するもので、アテネオリンピック・パラリンピックの際に創設された。

 上山選手は200メートルと4×100メートルリレーに初出場。リレーでは予選、決勝とアンカーを務め、日本の7大会連続の決勝進出と、5位入賞に貢献した。

 川端選手は2大会連続となる4×400メートルリレーに出場。2走を務め、20年ぶりとなる決勝進出を決め、決勝でもアジア新、日本新記録で6位入賞した。

 県民栄誉賞は女子レスリングフリースタイル53キロ級金メダルの藤波朱理選手、体操男子団体金メダルの杉野正尭選手が選ばれた。

 表彰式は各選手が県庁を訪問する際に行われる他、9月16日午後1時からの「みえのスポーツフォーラム2024」でも行われる。現時点ではスポーツ栄誉賞のアーティスティックスイミング5位・島田綾乃選手が出席予定。