神奈川は中学全教科で全国平均上回る 全国学力・学習状況調査

AI要約

神奈川県は全国平均を上回る中学校の学力調査結果が公表された。

中学3年生では国語と数学が全国平均よりも高く、小学6年生は算数が上回り国語が下回った。

学習塾での学習時間が多い傾向にあり、県教委は学校以外でも学習時間が豊富と分析している。

神奈川は中学全教科で全国平均上回る 全国学力・学習状況調査

4月に行われた全国学力・学習状況調査の結果が公表され、神奈川県は中学校のいずれの教科も全国平均を上回ったことがわかりました。

調査は全国の公立学校の小学6年生と中学3年生を対象に2教科ずつ行われました。

神奈川県は各教科の正答率について全国平均と比べると、中学3年生では国語・・・0.9ポイント数学・・・1.5ポイントいずれも上回り、47都道府県中、7位と8位とでした。

一方小学6年生では算数は・・・0.6ポイント上回り全国8位でしたが、国語は・・・0.7ポイント下回り27位に。

特に「投げる」という漢字を書く問題の誤りが多かったということです。

また、質問調査では放課後や週末の過ごし方として「学習塾などで勉強している」という回答の割合が、小中学校ともに全国平均より9ポイント以上高かったことがわかりました。

県教委は「正答率は全教科とも全国の平均値と大きな差はみられない」としたうえで、神奈川県では学校の授業以外でも学習する時間が多い傾向にあると分析しています。