児童4人が食中毒…そぼろ丼の弁当、食べてから嘔吐 4人は7~8歳、黄色ブドウ球菌を検出 調理した飲食店、営業停止に 冷凍保存しておいた弁当にも菌が

AI要約

埼玉県の飲食店で食中毒事件が発生し、4人の児童が黄色ブドウ球菌により被害を受けた。保健所は店を3日間の営業停止処分とした。

20日に同店で調理された弁当を食べた19人中4人が嘔吐し、黄色ブドウ球菌が検出された。患者は軽症で回復傾向にある。

事件の詳細や原因については調査中であり、感染源の特定や再発防止策が急がれている。

児童4人が食中毒…そぼろ丼の弁当、食べてから嘔吐 4人は7~8歳、黄色ブドウ球菌を検出 調理した飲食店、営業停止に 冷凍保存しておいた弁当にも菌が

 埼玉県は26日、坂戸市芦山町の飲食店「食べものや 大きなかぶ」のそぼろ丼弁当を食べた社会福祉施設の児童4人が黄色ブドウ球菌による食中毒被害を受けたと発表した。坂戸保健所は店を28日まで3日間の営業停止処分にした。

 県食品安全課によると、20日正午に同店で調理された弁当を19人が食べ、7~8歳の児童4人が嘔吐(おうと)した。通報を受けて同保健所が調査し、患者2人の便および同施設で冷凍保管していた弁当から黄色ブドウ球菌が検出された。患者はいずれも軽症で、全員が快方に向かっているという。