不審人物を追跡したらオレオレ詐欺の"回収役"だった 詐欺容疑で15歳中学生と17歳少年逮捕=静岡県警

AI要約

静岡県沼津市で90代の女性から現金100万円をだまし取った疑いで15歳と17歳の少年が逮捕された。

男子中学生が女性のもとを訪れて現金を受け取り、解体工の少年が回収役を担っていた。警察は共犯がいる可能性を調査中。

警察は犯罪行為に関わった他の人物を追及するとしている。

不審人物を追跡したらオレオレ詐欺の

8月27日、静岡県沼津市に住む90代の女性から、甥をかたるなどして現金100万円をだまし取った疑いで、15歳の男子中学生と自称・解体工の17歳少年が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも東京都に住む男子中学生(15)と自称・解体工の少年(17)です。

警察の調べによりますと、27日、沼津市に住む90代の女性のもとに甥をかたった人物から「会社の重要な書類をなくしてしまい、現金が必要になった」「代わりの者が取りに行くから」などとうその電話があり、甥の関係者になりすました男子中学生が女性宅の付近を訪れて現金100万円を受け取り、だまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、8月26日、警察が静岡市内で不審な少年(17)を発見し追跡していたところ、沼津市内のホテルに宿泊、翌27日も捜査を続けていたところ、”受け子役“とみられる男子中学生から金を受け取った所を目撃したため、2人にそれぞれ職務質問をし、逮捕に至りました。

警察によりますと、少年はだまし取った金の”回収役“を担っていて、男子中学生とは、”指示役“からの連絡で別々に動いていたため、面識がなかったとみられています。

警察は共犯がいるとみて、余罪も含めて調べています。