10代の声聞かせて! 9~11月に長野県塩尻市が語り合う会 メンバー募集

AI要約

長野県塩尻市で10代の若者が社会課題について語り合う会が開催される。市は子供や若者の声を取り入れた市こども計画を策定中。

小学5年生から高校生を対象とした会は3回連続で開催され、暮らしや遊び場についての意見交換が行われる。

出された意見や議論は市の施策に反映される予定で、後日市のホームページで公表される。

10代の声聞かせて! 9~11月に長野県塩尻市が語り合う会 メンバー募集

 長野県塩尻市は9~11月に、学校や学年の枠を超えた10代の若者が、社会課題などテーマに沿って語り合う会「しおじりこども・若者いけんひろば」(全3回)を開く。子供や若者の権利を保障し、将来的に幸せに暮らすための施策を盛る「市こども計画」を策定中で、当事者の生の声を聞く。「同世代で一緒に考えてみたい」というメンバーを募っている。

 市内に住む小学5年生~高校生の年代を対象とする。9月29日、10月20日、11月10日のいずれも日曜日の午後3~5時に市保健福祉センター(3回目のみ市役所5階)で開く。参加は3回連続が望ましいが、1回でも良い。

 「暮らしやすい社会」や「遊び場、居場所」のテーマを毎回二つか三つ設けて語り合う。その場でみんなで学習した上で、菓子を食べながら気軽に意見を交わす。前段に、自己紹介やゲームをしてメンバーと仲良くなる時間もある。

 子供や若者が日ごろ感じていることや考えていることを踏まえ、市は可能な範囲で施策に反映させる。市こども未来課の吉江健太郎こども未来応援係長(45)は「自由に意見が言えて、受け止められたと子供に感じてもらえる会にしたい」と話す。

 出された意見や議論の過程はとりまとめ後日、市ホームページで公表する方針。問い合わせはこども未来課(℡0263・52・7313)へ。