【速報】台風10号最新情報 埼玉、週明け2日も予報円内に 1日から関東接近か 速度遅く非常に強い勢力に発達 中心気圧925ヘクトパスカル、最大風速70メートルで九州上陸も
AI要約
気象庁の発表によると、非常に強い台風10号が接近中で、九州南部に上陸する可能性がある。
台風の速度が遅いため、本州を縦断する可能性が高く、9月1日から2日にかけて埼玉も影響を受ける見込み。
台風が離れていても、大雨や暴風が起こる恐れがあり、熊谷地方気象台は雷注意報を発表している。
気象庁の28日午前5時28分の発表によると、非常に強い台風10号は、奄美市の80キロの海上にあり、ゆっくりと北北西へ進んでいる。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。
さらに、28日夜から29日にかけて中心気圧が925ヘクトパスカルまで発達し、九州南部に非常に強い勢力で接近する見込みで、上陸する恐れがある。
その後、本州を縦断する可能性が高まっているが、台風の速度が遅いため、関東接近の予想日程がさらに遅くなり、9月1日から2日にかけて埼玉が予報円に入る想定となった。
台風10号の1日午前3時の予報円の中心は静岡県にあり、その時点の中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル(29日午前60時45分発表時点の予報）。2日午前3時に予報円は、埼玉から東北までと、大きくなっている。
また、台風が離れていても、暖かく湿った空気の流れ込みにより、大雨、暴風や線状降水帯が発生する恐れがあり、警戒が呼びかけられている。
熊谷地方気象台28日、埼玉県に雷注意報を発表しており、29日までに大雨警報を発表する可能性があるという。
＝埼玉新聞WEB版=
