SDカードに『容疑者や被害者』の身分証 警察官紛失の『デジカメ』 4日後に水路脇で発見

AI要約

滋賀県東近江警察署が、事件現場で使用するデジタルカメラを紛失した問題で、カメラが水路脇で発見された。

カメラのSDカードには容疑者や被害者の身分証の写真が記録されていた。

警察は再発防止を図るために個人情報の取り扱いについて徹底するとコメントしている。

SDカードに『容疑者や被害者』の身分証 警察官紛失の『デジカメ』 4日後に水路脇で発見

滋賀県東近江警察署が、事件などの現場で使用するデジタルカメラを紛失した問題で、最後にカメラを使用した現場近くの水路脇で、カメラが発見されました。

カメラのSDカードには、容疑者や被害者などの身分証の写真が記録されていました。

警察によると、東近江警察署の30代の男性巡査長が、23日夜から24日朝にかけて捜査で使用されるデジタルカメラを紛失しました。

カメラは詐欺や横領などの捜査を担当する刑事第2課や、当直などで使用されていました。

男性巡査長は、当直勤務をした23日の夜に、体調不良になった人が出た現場でこのカメラを使用しましたが、24日朝に引継ぎをする際、紛失していることに気づいたということです。

そして27日の朝、東近江署の署員およそ10人でカメラを探していたところ、午前7時45分ごろに最後にカメラを使用した現場から北西へおよそ100メートル離れた水路脇にケースに入ったカメラが落ちているのが見つかりました。

カメラの画像を記録するSDカードには、事件の容疑者や被害者など6人分の身分証や詐欺事件の現場などおよそ150枚の写真が記録されていましたが、外部への情報の流出は確認されていないということです。

東近江警察署は「全署員に対して個人情報や装備品の取り扱いについて徹底し、再発防止を図ります」とコメントしています。