1月~7月の労働災害による死傷者数去年の同じ時期に比べ減る【岩手】

AI要約

今年岩手県内で発生した労働災害による死傷者数は665人で、昨年に比べて減少していることが明らかになった。

製造業や建設業、商業などでの労働災害が多く報告され、特に転倒が最も多い事故の類型であることが分かった。

高齢者労働者の安全確保を目指し、通路の明るさや靴の滑りにくさなどの職場環境の改善が求められている。

1月~7月の労働災害による死傷者数去年の同じ時期に比べ減る【岩手】

今年岩手県内で発生した労働災害による死傷者数は665人で去年の同じ時期に比べ減ったことがわかりました。

岩手労働局によりますと今年先月末までに県内で発生した労働災害で死亡したりけがをしたりした人は665人で去年の同じ時期に比べ85人減りました。

業種別では、製造業が129人と最も多く、ついで建設業が103人、商業が97人でした。

事故の類型別では転倒が188人と最も多く、年代別では全体のおよそ8割が50代以上でした。

岩手労働局は、通路の明るさの確保や滑りにくい靴の利用など高齢の労働者に配慮した職場環境の改善を呼びかけています。