あのタワー実は名前なかった 映画「翔んで埼玉」に登場する「行田タワー」を正式名称に 古代蓮会館の展望室の名称決定 来年3月にイベントも予定

AI要約

埼玉県行田市は22日、古代蓮の里にある展望室の名称を「行田タワー」に変更することを発表。

映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」で登場した「行田タワー」の名前を採用し、行田の知名度向上を目指す。

クラウドファンディング型ふるさと納税で2400万円を目標に寄付を募集し、来年3月にお披露目式を予定。

あのタワー実は名前なかった 映画「翔んで埼玉」に登場する「行田タワー」を正式名称に 古代蓮会館の展望室の名称決定 来年3月にイベントも予定

 埼玉県行田市は22日、同市小針の古代蓮の里にある古代蓮会館の展望室について、名称を「行田タワー」にする、と発表した。地上50メートルの高さから田んぼアートや周辺の景色を楽しめるタワー構造の展望室には、名称がなかった。

 2023年に公開された映画「翔(と)んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」では、「行田タワー」の名で登場。県内唯一の展望タワーを通して県外でも行田の知名度を上げようと、映画と同じ名称を付けることになった。

 正式名決定を披露するため、11月から来年3月までの予定で、タワー部分に「行田タワー」「GYODA」の看板を設置する。来年3月には、レーザーマッピングを使ったお披露目式も計画。これらの費用は計2400万円を目標に、クラウドファンディング(CF)型ふるさと納税と企業版ふるさと納税で賄う。寄付の募集期間は、CF型が10月から12月までの90日間、企業版は来年3月末まで。