「まさかサルがいるとは」 宇都宮の住宅敷地内や路上で目撃相次ぐ 目撃男性、愛用カメラで撮影

AI要約

25日朝~夕にかけて、宇都宮市内でサルの目撃情報が相次いだ。

サルは住宅街や市道脇などで目撃され、周辺住民に驚きをもたらした。

宇都宮中央署は市民に注意を呼びかけ、無理せず通報するよう要請している。

「まさかサルがいるとは」 宇都宮の住宅敷地内や路上で目撃相次ぐ 目撃男性、愛用カメラで撮影

 25日朝~夕にかけて、宇都宮市内でサルの目撃情報が相次いだ。目撃した男性は「まさかいるとは思わなかった」と驚きを隠さなかった。

 宇都宮中央署によると、目撃があったのは栃木県庁から北西に1・5キロ前後の住宅街の一角。同市の戸祭町や戸祭台の住宅敷地内や路上で数件の目撃情報が寄せられた。

 下野写真協会会員の同市戸祭町、井上詔(いのうえあきら)さん(80)は同日午後6時ごろ、近隣住民から「サルがいる」と電話を受けた。妻と家の外に出ると、7~8メートル先の市道脇の柵上にサルが座っていた。

 写真愛好家の井上さんは愛用のカメラでサルを撮影した。「長年住んでいるが、この辺りでサルがいるのを見たことはない。まさかいると思わなかった。危ないのですぐ家に入り、110番した」と話した。

 近隣の住宅では駐車場の乗用車の上に乗る姿もあった。庭先のぶどうを食べられた近隣住民もいるという。

 宇都宮中央署は「見つけてもむやみに近づかず、県警や市に通報してほしい」と注意を呼びかけている。