【速報】宇都宮で1時間降水量歴代2位98.5ミリの豪雨観測 各地で冠水や交通機関マヒ

AI要約

大気の状態が不安定になり、県内で非常に激しい雨が降った。

宇都宮地方気象台の雨量計で歴代2位を記録。

落雷の影響もあり、交通機関に影響が出た。

大気の状態が非常に不安定になった影響で、県内は午後を中心に局地的に非常に激しい雨が降り、宇都宮地方気象台の雨量計で、1時間あたりの雨量が統計開始以降歴代2位を記録しました。

県内は午後を中心に局地的に非常に激しい雨が降り、宇都宮市をはじめ各地で道路が冠水するなどの被害が出ました。宇都宮地方気象台によりますと、気象台に設置されている雨量計では、速報値で午後5時32分までの1時間に98.5ミリの非常に激しい雨が降りました。

これは1930年(昭和5年)に統計を取り始めて以来、1957年(昭和32年)8月7日の100.5ミリに次ぐ歴代2位の雨量です。

また国土交通省が宇都宮市西川田町に設置した雨量計では、午後5時までの30分間に66ミリの雨量を観測しています。

この雨のほか落雷の影響もあり、JR烏山線と東武宇都宮線、それにLRTライトラインが一時運転を見合わせました。また栃木市、佐野市、さくら市など5つの市で、午後5時までに最大およそ3400件で停電しました。