精巧なジオラマ一堂に 浜松で「グランプリ」 25日まで

AI要約

全国のプロモデラーや愛好家が競う「第13回浜松ジオラマグランプリ」が浜松市で開催された。42作品が展示され、一般来場者の投票でグランプリが決定する。

展示作品には、能登鹿島駅の桜や海上石油採掘施設などが精巧に表現されている。審査は市出身の情景作家やらまいか大使らによって行われる。

ジオラマを通じたにぎわい創出や文化継承を目的に毎年開催され、一般来場者の投票は25日まで行われる。

精巧なジオラマ一堂に 浜松で「グランプリ」 25日まで

 全国のプロモデラーや愛好家が腕前を競う「第13回浜松ジオラマグランプリ」(NPO法人はままつ未来会議主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が22日、浜松市中央区のザザシティ浜松西館特設会場で始まった。1次審査を通過した42作品が展示され、一般来場者による投票などを経てグランプリが決まる。25日まで。

 「能登さくら駅」の愛称で親しまれる「のと鉄道」の能登鹿島駅で満開の桜が咲き誇る風景や、海上の巨大な石油採掘施設を精巧に表現した作品などが並ぶ。浜松市出身の情景作家で、市やらまいか大使の山田卓司さんら4人が審査し、一般投票と合わせて入賞作品を決める。

 同NPOの内山淳平理事長は「どの作品も細部まで作り込まれている。一作品ずつじっくりと見てほしい」と話した。

 ジオラマを通じたにぎわい創出やジオラマ文化の継承と発信を目的に毎年開催している。一般来場者の投票は25日正午まで。結果発表と表彰式は同日午後2時ごろからの予定。