軽井沢高原教会で「サマーキャンドルナイト」 森の中で弦楽三重奏も

AI要約

軽井沢高原教会が「サマーキャンドルナイト」を開催中。教会の森にランタンキャンドルが灯され、音楽の演奏や手紙を書くイベントも行われている。

弦楽三重奏・音楽の時では、毎回違う場所で演奏し、来場者は演奏方向に向かって場所を見つける楽しみがある。8月17日の演奏では自然な手拍子が起こり、楽しい雰囲気の中で演奏が行われた。

イベント期間中は教会内や森の中で演奏が行われ、多くの人々が参加し、楽しんでいる。イベントのテーマは今年は「ジョイフル」で、予測不能な状況の中でも楽しめるように企画されている。

軽井沢高原教会で「サマーキャンドルナイト」 森の中で弦楽三重奏も

 軽井沢高原教会(軽井沢町星野、TEL 0267-45-3333)が現在、「サマーキャンドルナイト」を行っている。(軽井沢経済新聞)

 サマーキャンドルナイトは、軽井沢を開いた宣教師がランタンで街を照らした風習を受け継ぐイベント。教会の森一面にランタンキャンドルをともし、訪れた人たちが散策を楽しんだり、教会の内部を見学できたりする。敷地内の牧師館では、「大切な人に思いを込めた手紙を書く」ための同教会オリジナルのカードとペンを用意し、身近な人への思いをしたためる人たちの姿も見受けられる。

 「弦楽三重奏・音楽の時」は土曜のみ行っており、今回初の試みとして、事前にステージの場所を決めず毎回場所を変えて演奏。来場した人たちが「音楽の聞こえる方に向かいながら演奏場所を見つける」仕立てにしている。 8月17日には、集まった人たちが、音の聞こえる方向へ「聞こえてきたよ」「何か始まるよ」と言いながら足を向けるとバイオリン、チェロ、ビオラの三重奏が始まった。

 開催回によって、教会内、あずまや、森の中で演奏をが行い、「Amazing Grace」や「ハピネス」を披露。「ハピネス」の演奏が始まると自然に手拍子が起きた。

 軽井沢高原教会スタッフの富田光さんは「今年のテーマは『ジョイフル』。予測不能なことが多いですが、そのような時だからこそ、前向きに楽しんでもらえるイベントにしたいと企画した」と話す。

 教会の森にはランタンキャンドルで一面を「ランタンキャンドルの森」としてともし、その中を貸し出したランタンを持って散策する人が多く見受けられる。

 隣接する軽井沢ホテルブレストンコートではキャンドルナイトラウンジも営業。タンブラー入りのドリンクも販売しており、教会以外なら同イベント会場に持ち込める。

 8月31日まで。開催期間中の一部日程の先着予約枠は開催日の前日15時から、公式サイトで、先着で受け付ける。ランタンキャンドルの森は19時30分~21時30分。