名古屋トヨペットの元従業員 4年ほど前から架空の取引を始めたか 約1億円をだまし取った疑いで逮捕

AI要約

トヨタ車の販売会社の元従業員が取引先から約1億円をだまし取った疑いで逮捕された事件で、元従業員が4年ほど前から架空の取引を始めたと話している。

警察によると、元従業員は去年11月に緑区の自動車販売会社に対し、1億円余りをだまし取った疑いが持たれている。

元従業員は容疑を認めており、警察が詳しい経緯を調査中。

名古屋トヨペットの元従業員 4年ほど前から架空の取引を始めたか 約1億円をだまし取った疑いで逮捕

トヨタ車の販売会社の元従業員が取引先から約1億円をだまし取った疑いで逮捕された事件で、元従業員が4年ほど前から架空の取引を始めたと話していることがわかりました。

 警察によりますと、21日送検されたNTP名古屋トヨペットの元従業員、渡辺昌彦容疑者(47)は、去年11月、緑区の自動車販売会社に対し、取引の仲介として車の購入費を払えば1億円余りが振り込まれるとうその話を持ちかけ、現金約9900万円をだまし取った疑いが持たれています。

 渡辺容疑者は容疑を認めています。

 捜査関係者によりますと、渡辺容疑者は10年以上前から別の会社にカーナビなどを値引きした価格で販売し、自身の金で補っていましたが、その後補填できなくなり、2020年ごろから架空の取引を始めたという趣旨の話をしているということです。

 警察が詳しい経緯を調べています。