初の全中での活躍誓う 福島県郡山市の大槻中女子バレー部 「楽しく全力でプレー」

AI要約

福島県郡山市の大槻中女子バレーボール部が全日本中学校バレーボール選手権大会に初出場することを活気づける

部員を多く輩出した大槻バレーボールスポ少の影山団長が退任し、後任に松本淳副団長が就任する

影山団長が長年にわたり選手を育て上げてきた手腕が称賛を受け、部員や選手から感謝される

初の全中での活躍誓う 福島県郡山市の大槻中女子バレー部 「楽しく全力でプレー」

 福島県郡山市の大槻中女子バレーボール部は22日に福井県福井市で開幕する全日本中学校バレーボール選手権大会に初出場する。メンバーは「楽しく全力でプレーしてくる」と活躍を誓っている。

 同校は8日から10日まで青森県青森市で開かれた東北大会で準優勝し、全国大会への出場権を得た。全国の初戦は23日、東海大付属大阪仰星高中等部(大阪府)と戦う。部長の太田陽菜さん(3年)は粘り強く戦う強みを発揮すると意気込み、「支えてくれた人への感謝を込めて臨む」と決意を新たにしている。

 

■大槻スポ少の影山団長退任 部員を多く輩出

 大槻中バレーボール部の部員を多く輩出した大槻バレーボールスポ少の影山敏男団長は退任した。後任は松本淳副団長が務める。

 影山さんは1990(平成2)年の同スポ少設立に携わった。卒団生が全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)の舞台に立つなど高い技術を持つ選手を育て、「使命を達成できた」と振り返る。「楽しく競技する精神を忘れずプレーしてほしい」とチームのさらなる発展を願った。

 大槻中女子バレーボール部の生徒は全国大会出場を前に影山さんを訪ね、感謝を伝えた。影山さんはだるまを贈り、部員を激励した。

(郡山版)