<後編>愛知県出身のパリ五輪メダリスト 生放送で“強さの秘密”を告白 フェンシング・加納虹輝選手/馬術・大岩義明選手

AI要約

加納虹輝選手がフェンシングの強さの秘訣や練習方法について語る

身長差を覆すための特定の技術についてアドバイス

引退後に子どもたちの指導やフェンシングの普及活動に取り組む意向を明かす

中京テレビ「キャッチ!」のスタジオに、フェンシング・エペ個人と団体で金メダルと銀メダルを獲得した愛知県あま市出身の加納虹輝選手と、総合馬術団体で銅メダルを獲得した名古屋出身の大岩義明選手が、スペシャルゲストとして登場しました! 後編では、強さの秘密や気になる今後について聞いてみました。

岐阜県羽島市の「はしまモアフェンシングクラブ」には、加納選手を目指して練習に励む子どもが大勢いました。なにやら加納選手に聞きたいことがあるようです。

まずは小学6年生からの「引いて守らずに攻め続けたのは何でですか?」という質問です。加納選手の回答は…?

フェンシング 加納虹輝選手(26):

「あんまり点数にこだわりすぎず、勝ってようが負けてようが自分のプレーをし続ける。それだけに集中するっていうことだったので、勝っていても攻める時は全然ありますね」

そして、今度フェンシングの大会に出るという小学5年生の少年からは、「どういう練習をすれば強くなれますか?」という質問がありました。

フェンシング 加納虹輝選手(26):

「僕が一つ言えるのは、腕を伸ばして突きにいく“アロンジェブラ”っていう技、この本当にシンプルな技を、ただひたすらやってほしいなと思います。地味ですけど。僕は1日100回はやってましたね。毎日、家の壁を突いてました」

パリオリンピックの決勝戦では相手選手と20センチ以上の身長差がありましたが、身長差を覆せる自分の武器を見つけるのも大事なのでしょうか?

フェンシング 加納虹輝選手(26):

「そうですね。さっき言った“アロンジェブラ”っていう動き、このスピードが速ければ速いほど、もちろん速く突くことができる。これをたくさんやっておくことで、大きい選手にも腕を伸ばすスピードで勝ることができると思うので、後半生きてくると思いますね」

そして、最後は子どもならではの純粋な声。「引退したらどういう生活をしますか?」という質問に、加納選手はこのように答えました。

フェンシング 加納虹輝選手(26):

「まだまだ僕は引退するつもりはありませんけれども、引退したら子どもたちの指導とか、フェンシングの普及活動ができるようなイベントとかっていうのを主にやっていきたいなって、今は考えてます」