別世界、ドッコ沼ひんやり 山形・蔵王、下界は厳しい暑さ
AI要約
19日の県内は高気圧に覆われ、真夏日となるほどの強い日差しで気温が上昇した。
山形地方では最高気温が30度を超え、蔵王温泉周辺では涼しい空気に包まれていた。
武田喜晴さんのように、山形市蔵王温泉では涼しさを楽しむ人々が集まり、別世界のような涼味を体感した。
19日の県内は高気圧に覆われ、雲が出た所もあったが、強い日差しのため気温が上昇した。おおむね真夏日となり、猛暑日に近い気温となった所もあった。
山形地方気象台によると、この日の最高気温は山形34.1度、酒田30.3度、新庄と米沢33.7度、酒田市浜中28.7度など。
厳しい暑さの一方で、山形市蔵王温泉に位置する標高1264メートルのドッコ沼周辺は、ひんやりした空気に包まれていた。同市鈴川町1丁目の武田喜晴さん（75）は「半袖でゆっくりしていたら体が冷え、長袖を羽織ったほど涼しい」と笑顔で語った。ベンチで語らう人たちや食事を取る家族連れなどの姿も見られ、下界とは別世界の涼味を体感していた。
