「涼しさ感じてもらえれば」夏らしい書、うちわにしたため 京都・南丹でサークル作品展
南丹市八木町の書道サークルが八木老人福祉センターで「うちわ展」を開催。涼感を誘う作品が展示されている。
泰友書道会八木支部が企画した展示会では、松尾芭蕉の俳句や夏を感じさせる漢字が書かれたうちわが16点展示されている。
出展者は、涼しさを感じてもらうために作品を制作。入場無料で展示は30日まで行われている。
夏らしい書をしたためた「うちわ展」を、南丹市八木町の書道サークルが地元の八木老人福祉センターで開いている。涼感を誘う作品が飾られている。
同センターで毎月2回活動する泰友書道会八木支部が企画し、30日まで展示している。
うちわ16点には、松尾芭蕉などの俳句が流れるような書体で書かれたり、「夏空」「龍」といった力強い漢字が踊ったりしている。ホタルの光が舞うように黄色を加えた作品もある。
出展した女性(69)は「暑さが続くので、うちわを見て少しでも涼しさを感じてもらえれば。みんなでしっかり書いた字の良さも味わってください」と話す。入場無料。