夜空彩る でっかい花火 一関・川崎【岩手】

AI要約

一関市川崎町の第52回かわさき夏まつり花火大会が開催され、おらが自慢のでっかい花火が打ち上げられた。

花火大会は2年間の中止を経て2022年に再開し、観客を魅了した。台風の影響も心配されたが多くの観客が来場した。

日中はアーティストによるコンサートやトークショーなども開催され、花火を楽しむイベントも行われた。

夜空彩る でっかい花火 一関・川崎【岩手】

 「おらが自慢のでっかい花火」として知られる一関市川崎町の第52回かわさき夏まつり花火大会(実行委主催)は16日、同町薄衣の北上大橋下流側河畔を主会場に開かれた。呼び物の2尺玉やスターマインなど約1万発が秋の気配が漂う夜空に打ち上げられ、訪れた観客を魅了した。

 北上川の広い川幅と河川敷を利用した県内有数の花火大会。周囲が暗くなった午後7時の号砲を合図にプログラムが始まり、第1部と第2部に分けて尺玉10連やスーパージャンボスターマイン、スペシャルダイナミックスターマイン、さまざまな思いのこもったメッセージ花火やメモリアル花火などが同市弥栄側の河川敷から次々に打ち上げられた。

 大会はコロナ禍による2年間の中止を経て2022年に再開。昨年同様堤防に有料の観覧エリアを特設した。

 台風7号の接近に伴う影響が心配されたものの、観覧エリアや周辺には県内外から家族連れや若者のカップルなど多くの観客が来場。第1部と第2部のトリを飾った2尺玉の打ち上げでは、直径約500メートルの大輪が北上大橋の上空に広がり、「ドーン」という音が響いた。

 日中は「打ち上げまで楽しもう、かわさき花火!」と銘打ってアーティストによるコンサートやトークショーなども開催された。