なぜ人気?男性用日傘 神奈川県内の百貨店で今年、売れている理由とは

AI要約

男性用の日傘が猛暑の中で人気上昇中だ。特に軽量で機能性の高い商品が売れ筋である。コロナ明けの外出機会増加やゲリラ豪雨への対策需要が要因とされる。

横浜の百貨店で男性用日傘の売上が前年比倍以上に増加。仕事や休日に利用する男性客が増えており、一般化の兆候も見られる。

主要百貨店で前年比3~4倍の男性用日傘売り上げ増加。機能性重視の商品が好まれ、ビジネスシーンでも利用されるようになっている。

なぜ人気?男性用日傘 神奈川県内の百貨店で今年、売れている理由とは

 猛暑で強い日差しが降り注ぐ日が続く中、男性用の日傘が人気だ。県内の百貨店では前年比で倍以上を売り上げている。

 そごう横浜店(横浜市西区)の横浜ロフトでは、6、7月の男性用日傘の売り上げが、前年比約4・5倍だった。折り畳み式だが、自動開閉、耐風、小型サイズ、大きいサイズなど機能性に優れた商品を用意した。特に軽量の日傘が人気だという。同店では、晴雨兼用の傘のみを販売。コロナが明け、仕事や休日に外出する機会が増えたことや、ゲリラ豪雨と猛暑が続く中で日傘を購入する男性客が増加している。担当者は、「これまで日傘を持っていなかった多くの男性客が購入したことが今年、男性用日傘が売れている要因」だとした。

 横浜高島屋(同)でも6、7月の男性用日傘の売り上げは前年比約3・1倍と増加した。担当者によると「平日、男性客がビジネスシーンで使える日傘を購入する姿を多く見るようになった」という。男性用日傘が一般的になってきていると感じていた。