先祖の霊を送り出す「精霊送り」 鳥取市で営まれる

AI要約

鳥取市で行われた精霊送りの行事が15日に開催され、初盆を迎えた家族などが参加した。

以前は千代川河川敷で行われていたが、ここ5年は会館で行われるようになった。

参列者が祭壇に集まり、お経を聞いて手を合わせる中、先祖の霊が大切に送り出された。

先祖の霊を送り出す「精霊送り」 鳥取市で営まれる

先祖の霊を送り出し、盆を締めくくる行事、精霊送りが、15日に鳥取市の葬祭会館で営まれました。

精霊送りは、鳥取市仏教会が毎年開いていて、会場となったメモワールイナバには、今年、初盆を迎えた家族などが集まりました。

以前は、しゃんしゃん祭の花火に合わせて、千代川の河川敷で営まれましたが、コロナの影響もあって、ここ5年は会館に場所を移しました。

祭壇には、亡くなった大切な人への思いを込めて、万灯とも呼ばれる灯籠のともしびや位牌などが並び、僧侶がお経をあげると、参列した人達が焼香し、静かに手を合わせました。

鳥取市仏教会 白水全峯会長「必ず仏様は自分たちのことを見ておられます。ですから、手を合わせて頂いて、一生懸命仏様を送って頂ければと。」

盆に迎えた先祖の霊は、こうして大切に送り出され、お盆の行事を締めくくりました。