被害男性の意識戻らず...殺人未遂罪で会社員の男起訴 鉄パイプのようなもので複数回殴る
福島市鎌田で70代男性が暴行を受け、殺人未遂の罪で会社員の男が起訴された事件。
被告は殺意を持って男性の頭を鉄パイプで殴り、大けがを負わせた。
金銭トラブルが背景にあり、男性は現在も意識不明の状態。
福島市鎌田の市道で70代男性が暴行を受け、けがをした事件で、福島地検は15日、殺人未遂の罪で同市西中央の会社員の男(46)を起訴した。裁判員裁判で審理される。
起訴状などによると、被告は7月24日午後10時ごろ、同市鎌田の市道で、殺意を持って、男性の頭などを鉄パイプのような凶器で複数回殴り、外傷性くも膜下出血や頭の骨を折るなどの大けがを負わせた、としている。
捜査関係者によると、被告は金銭トラブルを抱えていた。男性は被告と金銭の貸し借りがあった人の代理として、被告と現場で待ち合わせをしていたとみられる。男性は現在も意識が戻っていないという。