成人したわが子へ手紙 カプセル20年ぶり開封 江刺生涯学習セ 岩手・奥州

AI要約

奥州市江刺大通りの市江刺生涯学習センターで20年ぶりに開封されたタイムカプセル。参加者は手紙を読みながら成長した子どもたちを想い返した。

開封行事には江刺地域の親子30組のうちの15組39人が参加し、金属の箱から手紙などが取り出された。

参加者が封筒から取り出した手紙や写真を見て懐かしみ、20年前の思い出を語り合った。

成人したわが子へ手紙 カプセル20年ぶり開封 江刺生涯学習セ 岩手・奥州

 奥州市江刺大通りの市江刺生涯学習センター落成記念事業で駐輪場に埋め込まれていたタイムカプセルが15日、20年ぶりに開封された。訪れた対象の親子らに「20年後に成人を迎える子ども」に宛てた手紙などが手渡された。手紙を手にした人たちは子どもと一緒に手紙を読むなどして成人したわが子の成長に目を細めた。

 同事業は、旧江刺市が市役所本庁舎(現奥州市役所江刺総合支所)の北側に増築した同センターの完成を記念して2004年7月29日に実施。「我(わ)が子へのメッセージ」として20年後の成人式開催日(8月15日)に開封する計画で、タイムカプセルを同センター駐輪場に埋め込んだ。

 同センター駐輪場前で行われた開封行事には、事業に関わった江刺地域の親子30組のうち、15組39人が参加。埋めた場所の目印のプレートをハンマーで壊し、手紙などが入った金属の箱を取り出した。

 江刺総合支所に移動し、カプセルに入っていた封筒を参加者に配布。参加者は封筒から取り出した手紙や写真を見て、「懐かしい」「大きくなったね」など談笑した。