育鵬社の採用は取りやめ 沖縄・八重山地区採択協議会が「日本文教出版」の公民教科書を選定

AI要約

沖縄県の石垣市と与那国町で中学校教科書が選定され、育鵬社の公民教科書の使用が取りやめられることが決定された。

批判されていた育鵬社の教科書は保守的な立場を取り、国防や憲法改正を強調していたため、市民団体が不採択を求めていた。

石垣市と与那国町の教育委員会は、協議会の答申に従い、来年度からの4年間にわたる教科書採用を決定した。

育鵬社の採用は取りやめ 沖縄・八重山地区採択協議会が「日本文教出版」の公民教科書を選定

 沖縄県の石垣市と与那国町で来年度から4年間使う中学校教科書を選ぶ教科用図書八重山地区採択協議会は15日までに、公民分野で「日本文教出版」の教科書を選定した。2011年から使っていた育鵬社の公民教科書の採用は取りやめる。

 育鵬社の公民教科書は保守の立場で国防や憲法改正が強調されているとの批判があり、市民団体が不採択を訴えていた。

 石垣市と与那国町の両教育委員会は15日に臨時会を開き、協議会の答申の通り10教科16教科書を採択した。