「また大きく載りたい」 なでしこ五輪代表・北川選手来社 鮮烈FKの紙面にサイン

AI要約

パリ五輪に出場したサッカー女子日本代表DFの北川ひかる選手が帰国し、感謝の気持ちと楽しかった経験を振り返る。

北川選手はナイジェリア戦でゴールを決める活躍を見せ、家族や地元の応援に支えられていた。

彼女は海外リーグ移籍を控えており、被災地支援にも積極的に関わりたいと語っている。

「また大きく載りたい」 なでしこ五輪代表・北川選手来社 鮮烈FKの紙面にサイン

  ●「最高に楽しかった」

 パリ五輪に出場したサッカー女子日本代表DFの北川ひかる選手(27)=金沢市出身=が13日、帰国あいさつのため北國新聞社を訪れ、「石川県の皆様の応援には感謝しかない。初めてのオリンピックは最高に楽しかった」と笑顔で振り返った。

 初出場した1次リーグのナイジェリア戦ではフリーキックから左足で鮮やかにゴールを奪い、3―1の勝利に貢献した。「五輪期間中は金沢の両親から北國新聞の紙面が写メで送られてきてうれしかった」と北川選手。掲載紙にサインを書き込むと、「また大きく載せてもらえるように頑張ります」と決意を示した。

 北川選手は海外リーグ移籍のため、すでにWEリーグ・INAC神戸を退団した。所属先は近く正式発表される見通し。能登半島地震の被災地にも思いをはせ、「機会があれば、サッカー教室開催などで復興に協力していきたい」と語った。