障害者がデザイン ARTな紅茶のパッケージ 森の芸術祭バージョン/岡山県北

AI要約

岡山県北部を中心に開かれる国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」をPRする障害者たちがデザインを手がけた「ARTな紅茶」が完成。

美作県民局が企画し、灯心会の就労継続支援B型事業所が協力しており、パッケージには名所の絵やQRコードが使用されている。

アートな紅茶は15年前から製造販売されており、茶葉の香りと味わいを楽しめる。

障害者がデザイン ARTな紅茶のパッケージ 森の芸術祭バージョン/岡山県北

 岡山県北部を中心に開かれる国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(9月28日~11月24日)をPRする障害者たちがデザインを手がけた「ART(アート)な紅茶(森の芸術祭バージョン)」が完成した。贈答品として県内外で行われるイベントで配布される。

 美作県民局が企画し、真庭市のNPO法人・灯心会の就労継続支援B型事業所「スカイハート灯」が協力。パッケージには同局管内の名所、津山城(鶴山公園)=山下=、蒜山三座=真庭市=、奥津渓=鏡野町=、奈義町現代美術館=奈義町=の絵があしらわれているほか、各スポットの紹介文や、同芸術祭の情報がスマートフォンなどで確認できるQRコードを掲載している。

 アートな紅茶は灯心会が約15年前から製造販売している商品で、真庭市の茶所・富原地域で生産された茶葉を使用。やわらかい茶葉の香りとまろやかな味わいが楽しめる一品となっている。

 同県民局福祉振興課は「紅茶を飲みながら、個性的な絵を眺めて楽しんでほしい。芸術祭のPRとともに障害者アートの振興と周知につながれば」としている。