スポーツ選手が発信する “PEACE” とは? V・長崎 高木琢也CROと平和を考える《長崎》
長崎スタジアムシティから、V・ファーレン長崎の高木琢也取締役兼CROによる平和への願いについてのインタビューが行われました。
新しいスタジアムでは日本一や日本初の取り組みが詰まっており、スタジアムビューや観客の臨場感についても話題になっています。
選手たちが参加する平和学習や、プレーヤーとしての視点から平和への想いを示す五月田星矢選手のコメントも紹介されました。
サンフレッチェ広島でも活躍し、現在J2リーグでV・ファーレン長崎をフロントから支えている 高木琢也取締役兼CROに "平和" について、10月14日に開業する「長崎スタジアムシティ」で伺いました。
(青木雄大 アナウンサー)
長崎スタジアムシティの中の「ピーススタジアム」からお伝えします。
今年6月に芝が貼られたばかりのピッチ。非常に青々としていて美しいです。そして奥をご覧ください。
バックスタンド側には "PEACE"という言葉が書かれています。
V・ファーレン長崎の高木琢也取締役兼CROとともにお伝えしていきます。
開業まで2カ月あまりですが、このスタジアムには「日本一」や「日本初」がたくさん詰まっていますね。
(高木琢也 取締役兼CRO)
そうですね。日本発でいうと、まずスタジアムビューですね。本当にスタジアムに隣接していて、日本で初めての状況になると思います。
(青木アナ)
サッカースタジアムが望めるホテルということですね。
(高木琢也 取締役兼CRO)
そして日本初でいうと、スタンドからタッチラインの距離です。これは規定の5メーターぎりぎりです。
(青木アナ)
これは “日本一近い” ということですね。
(高木琢也 取締役兼CRO)
そうですね。かなり臨場感がある状況になっています。
(青木アナ)
この臨場感あふれるスタジアムを本拠地として戦うのが、V・ファーレン長崎。スタジアムの名前にも "PEACE" という言葉が入っているとおり、この場所から平和の想いを発信する意味だそうです。高木さんはどんなふうにお考えですか。
(高木琢也 取締役兼CRO)
さまざまな考え方があると思うんですけど、私自身プレーヤーのときには、やはりプレーをしてファンやサポーターの皆さんに笑顔を届ける。それが平和への願いにもつながっていくんだと思っていますし、指導者を経験した時には、選手たちに100% ピッチの上で頑張ってもらえる環境をつくって、ファンやサポーターに応援していただく。それを一つの平和の想い、願いだと思ってやっていました。
(青木アナ)
V・ファーレン長崎は、選手たちが参加する「平和学習」を毎年行っています。
(五月田星矢 選手)
原爆の被害に遭った長崎でプレーする中で、自分もプロサッカー選手であり、長崎県民でもあるので、平和に関する発信については常に意識してやってきやっているところです。