窃盗目的でメガソーラーに侵入か「捕まるのが嫌だった」車ぶつけ逃走図ったカンボジア人を逮捕

AI要約

宮城県川崎町でカンボジア人男性が警察車両に乗用車を衝突させ、職務妨害で逮捕された事件が発生。

男性は発電所から盗電線を狙った可能性もあり、逃げようとして車をぶつけたと容疑を認めている。

逃走した男性の行方を追う警察は、捜査を続けながら周辺でのパトロールを強化している。

窃盗目的でメガソーラーに侵入か「捕まるのが嫌だった」車ぶつけ逃走図ったカンボジア人を逮捕

宮城県川崎町で警察官の乗る捜査用車両に乗用車を衝突させて職務を妨害したとして、警察は8日、職業不詳のカンボジア人の男を逮捕しました。

公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所・職業ともに不詳のカンボジア国籍の男(25)です。

警察によりますと、8月8日午前1時半ごろ、宮城県川崎町のメガソーラー発電所の管理会社から「敷地内に不審者がいる」と警察に通報がありました。

通報から約1時間後、複数の私服警察官が捜査用車両で駆け付けたところ、カンボジア人の男が乗用車を急発進させ、停車した車の右後方部分に突っ込んできたということです。

衝突のはずみで男が運転する車は走行できなくなり、男はその場で取り押さえられましたが、同じ車に乗っていた複数人の男が逃走しました。また、現場にいた警察官にけがはありませんでした。

警察の調べに対し、男は「警察に捕まるのが嫌で逃げるためにぶつけた」と容疑を認めているということです。

警察は、男らが発電所の導線を盗もうとしていた可能性もあるとみて捜査を続けるとともに、周辺のパトロールを強化して逃げた複数人の男の行方を追っています。