まちを守る堤防に感謝し、住民たちで河川敷を草刈り 京都・福知山市

AI要約

福知山堤防愛護会が35自治会の住民と共に堤防清掃活動を実施。

毎年この時期に水害から町を守るために作業を行っており、コロナ禍の影響で縮小していた規模を戻して取り組んでいる。

福知山HANABI実行委員会やボランティアスタッフも参加し、一緒に活動を行った。

まちを守る堤防に感謝し、住民たちで河川敷を草刈り 京都・福知山市

 福知山堤防愛護会(谷垣均会長)は4日、京都府福知山市の音無瀬橋周辺、由良川左岸堤防沿いで清掃活動に取り組んだ。コロナ禍の影響で縮小していた規模を戻し、堤防沿いの35自治会から多くの住民たちが参加した。力を合わせて草を刈ってごみ袋に集め、階段のコケや土を落とすなどの作業に汗を流した。

 水害からまちを守る堤防への感謝を込め、住民の手できれいに保とうと、毎年この時期に取り組んでいる。

 午前6時ごろには住民たちがそろい、受け持ちの場所で作業を開始。大橋一夫市長らも激励に訪れ、作業に加わった。また、11日に清掃場所一帯で花火大会を開く福知山HANABI実行委員会のメンバーやボランティアスタッフも参加し、住民たちと一緒に手を動かした。

 谷垣会長(76)は「多くの住民、団体に参加をいただいて、コロナ禍以前の規模に戻りつつあり、大変ありがたいです」と話していた。