発酵食品の健康効果、甘酒やアイスで手軽に楽しむ 沖縄・本部町の「もとぶ糀の里工房みら」

AI要約

本部町に位置するもとぶ糀の里工房みらでは、嘉手苅舞子さんと基さんが琉球発酵食の魅力を伝える活動を行っている。

同工房では米こうじや玄米こうじを使用した甘酒やアイス、スムージーが販売され、健康効果と美味しさで評判を呼んでいる。

また、工房では料理教室やワークショップも開催し、発酵食品の魅力を広く伝えている。

発酵食品の健康効果、甘酒やアイスで手軽に楽しむ 沖縄・本部町の「もとぶ糀の里工房みら」

[おきなわキラ星企業! ](120) 嘉手苅舞子社長

 美ら海水族館を有する県内屈指の観光地、本部町。ここで、琉球発酵食の魅力を発信するご夫婦がいます。「もとぶ糀(こうじ)の里工房みら」の嘉手苅舞子さんと基さんです。2人が作る米こうじや玄米こうじからできる甘酒、甘酒を使ったアイスやスムージーは、発酵食品の持つ健康効果を手軽に楽しむことができ、何よりおいしいと評判です。

 これらの商品は、腸内環境を整える効果が期待され、美容や健康に関心の高い消費者に広く支持されています。なかでも一押しは「玄米雑穀甘酒」。誕生から10年以上のロングセラーで、玄米と十六穀を一緒に炊き上げ、米こうじと玄米こうじで13時間発酵。自然な甘さが引き立ち、きな粉や白玉団子を添えてスイーツ感覚でも楽しめます。また、アルコール成分がゼロなので、小さなお子様にも安心してお飲みいただけます。

 工房ではこうじを使った料理教室やワークショップも開催し、発酵食品の魅力を直接体験できる場を提供しています。子供の発酵体験として保育園や教育機関などにも「手前みそ」作りや発酵講座を行っています。

 創業者(舞子さんの母)が監修した発酵食品は、約30種にも上り、どの商品にも熱烈なファンが付いています。夫婦の今後の展開に目が離せません。(本部町商工会・新垣大地経営指導員)

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 もとぶ糀の里工房みら 本部町谷茶83、電話090(3793)7844。もとぶ糀の里工房みらのインスタグラムページ(https://www.instagram.com/motobukouji.85/? igsh=MXRmczg3d3FxZ3A0)