全国高校女子野球 花巻東 準V 神戸弘陵に惜敗

AI要約

花巻東は神戸弘陵に0―3で敗れ、全国高校女子硬式野球選手権大会で準優勝した。

試合は投手戦となり、神戸弘陵が六回に先制し、追加点を挙げて勝利した。

花巻東は好機を作るものの得点できず、主将は「日本一を目指して頑張ってきた」とコメントした。

 第28回全国高校女子硬式野球選手権大会(全国高校女子硬式野球連盟主催)は3日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝を行い、花巻東は神戸弘陵に0―3で敗れ、準優勝だった。

 初の決勝に進んだ花巻東は準決勝で1安打完封した右腕の千葉穂乃果(3年)、史上初となる2年連続の春夏連覇を狙う神戸弘陵は2年生左腕の阿部さくらが先発し、互いに持ち味を発揮して投手戦となった。

 試合が動いたのは六回。神戸弘陵が1死二塁から守備の乱れを突いて先制し、なおも適時打でリードを2点に広げた。七回にも1死一、三塁から適時内野安打で追加点を挙げた。

 花巻東は先制された直後の六回に先頭の9番照沼涼音(3年)の左前打、3番平尾美空乃(3年)の中前打で2死一、三塁の好機をつくったが、相手の堅守に阻まれ無得点に終わった。

 佐々木秋羽主将(3年)は「日本一を目指して頑張ってきたので悔しさはあるが、このメンバーと一緒に自信を持って甲子園でプレーできたので良かった。個性が強く、笑顔のいいチームだった」と話していた。