夢の舞台に意欲 千葉さん 審判員で派遣 全国高校野球選手権大会 岩手・一関

AI要約

一関市の会社員千葉広樹さん(39)が全国高校野球選手権大会の審判員として北海道・東北エリアから派遣される。

大会には全国8エリアから1人ずつ審判員が派遣され、本県が北海道・東北エリアの審判員を担当することになった。

千葉さんは岩手県の代表として3試合の塁審を務める予定であり、頑張りたいと意気込んでいる。

夢の舞台に意欲 千葉さん 審判員で派遣 全国高校野球選手権大会 岩手・一関

 一関市の会社員千葉広樹さん(39)は、第106回全国高校野球選手権大会(7日開幕、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)に審判員として北海道・東北エリアから派遣される。2日には市役所を表敬訪問し、県内の審判員の代表として臨む決意を佐藤善仁市長に伝えた。

 大会には関西の審判員に加え、全国8エリアから1人ずつ審判員の派遣を受け計56人で全日程を行う見通し。本県が属する北海道・東北エリアでは毎年持ち回りで審判員を派遣しており、今年は本県が担当。県野球協会が実力などさまざまな点を考慮して市野球協会に所属する千葉さんの派遣を決めたという。

 全国高校野球選手権大会で3試合の塁審を務める見通しという千葉さんは「高校球児だった人は当たり前のように目指してきた場所。立場は違うがその舞台に立てることをうれしく思う」と語るとともに「楽しみな部分も、不安な部分もあるが、岩手の代表として皆さんの気持ちを背負って頑張りたい」と意気込んでいた。