大漁ばやし 威勢よく くしろ港まつり盛大に開幕

AI要約

北海道の水産都市釧路の短い夏を盛り上げる「第77回くしろ港まつり」が開幕。今年は市民踊りパレードが北大通に帰還。初日の大漁ばやしパレードでは約420人が参加し、華やかな電飾をあしらった山車を引いて会場を盛り上げた。

開会式では蝦名大也釧路市長をはじめとする来賓の祝辞が行われ、港まつりの歴史と地域の一体感が強調された。

3日は舟漕ぎ大会や市民踊りパレード、最終日の4日には音楽パレードが開催される予定。

大漁ばやし 威勢よく くしろ港まつり盛大に開幕

 北海道の水産都市釧路の短い夏を盛り上げる「第77回くしろ港まつり」(くしろ港まつり会主催)が2日、開幕した。今年は名物三大パレードの一つ、「市民踊りパレード」が5年ぶりに北大通に帰還。初日には大漁ばやしパレードが耐震・旅客船ターミナルで行われ、会場は詰めかけた市民らの熱気に包まれた。

 開会式では、くしろ港まつり会長の蝦名大也釧路市長が「港まつりは港と共に発展してきた釧路の象徴となるイベント。受け継がれてきた歴史を子供たちに伝え、地域が思いを一つにするすばらしいイベントにしたい」とあいさつ。来賓の伊東良孝、鈴木貴子両衆院議員、鈴木宗男参院議員の祝辞に続いて、同会の遠藤浩昭企画委員長が開幕を宣言した。

 午後7時に始まった大漁ばやしパレードでは釧路魚がし会、港湾事業部会など4団体の幅広い世代の約420人が参加。華やかな電飾をあしらった船形の山車(だし)を引き、歓声に包まれる会場を勇壮に駆け抜けた。最終盤には、花火が打ち上げられ、夜空を焦がした。

 3日は釧路港舟漕ぎ大会や市民踊りパレード、巡視船一般公開が、最終日の4日は音楽パレードなどが開かれる。