「夢は世界大会優勝」 千葉黎明高1年の奥田さん、全国V報告 スノボU15

AI要約

千葉黎明高1年の奥田大翔さんが、全日本スノーボード選手権の15歳以下の2競技で優勝し、熊谷俊人知事に快挙を報告。

奥田さんは斜面を滑りゴールまでのタイムを競うスラロームのジャイアントとデュアルの2競技で優勝。スラロームに魅力を感じている。

両親の影響で幼い頃からスノーボードを始め、兄の影響も受けて毎冬練習を積んできた奥田さん。今後は日本代表チームで活躍し、世界大会での成功を目指す。

「夢は世界大会優勝」 千葉黎明高1年の奥田さん、全国V報告 スノボU15

 長野県で3月に開かれた全日本スノーボード選手権の15歳以下の2競技で優勝した千葉黎明高1年、奥田大翔さん(15)=成田市=が県庁を訪れ、熊谷俊人知事に快挙を報告した。昨年の大会を制した同高2年の兄、蓮兜さん(17)とともに世界を目指す奥田さんは「緊張したが練習の成果を出し切れた」と喜び、今後の活躍も誓った。

 奥田さんは斜面に設置されたゲートの間を滑りゴールまでのタイムを競うスラロームのジャイアントとデュアルの2競技を制覇。スラロームについて、奥田さんは「スピード感が魅力」と話す。

 スノボ好きの両親に連れられ2、3歳の時からボードに乗っていたという奥田さん。兄の背中を追いかけ毎冬長野県のスキー場で練習を重ね、全国大会への切符を勝ち取った。

 奥田さんは目標としていた全国優勝に「達成感があふれた」と笑顔。今後の目標は日本代表へのステップとなる強化指定選手に選ばれることで「日本代表チームに入り、世界大会で優勝したい」と力を込めた。

 熊谷知事は「兄に続いて活躍していることをうれしく思う。多くの人に夢や希望を届ける選手になってほしい」とエールを送った。