異なった方法で県道を舗装 市に損害を与えた職員が停職3カ月の懲戒処分<福島・須賀川市>

AI要約

須賀川市の技師が許可内容と異なる方法で福島県の県道復旧工事を発注し、停職3カ月の処分を受けた。

県から指摘を受け本来不要な確認工事を行い、24万2千円を支払ったが、安全性に問題はなかった。

技師は不適切な行動が繰り返されたため、停職処分を受けた。

異なった方法で県道を舗装 市に損害を与えた職員が停職3カ月の懲戒処分<福島・須賀川市>

福島県の県道を舗装する復旧工事で、許可内容と異なる方法で今年3月に工事を発注した須賀川市の職員(技師)が停職3カ月の懲戒処分を受けた。

工事内容が異なる事に気が付いた上司が技師とともに県に確認。県から試験を行い、基準を満たしているか確認するよう指摘を受けたため、本来必要のない確認工事を市が負担することになった。市が支払った金額は24万2千円で、県道に安全性の問題などは見つからなかった。

また、この技師は事業者などに対する粗暴な言葉遣いや、時間を守らないといった不適切な行動が繰り返していた。

須賀川市は「適切な事務の執行と、服務規律の徹底を図り、市民の信頼回復に全力で取り組んでいく」とコメントしている。