後楽園「幻想庭園」と岡山城「烏城灯源郷」が開幕 色とりどりのライトアップ、31日まで

AI要約

岡山市の後楽園と岡山城をライトアップする「夏の幻想庭園」と「夏の烏城灯源郷」が開幕。

色とりどりの光が会場を彩り、美しい空間を演出。

親子で楽しむことができるイベントで、幻想庭園と烏城灯源郷の魅力を堪能。

後楽園「幻想庭園」と岡山城「烏城灯源郷」が開幕 色とりどりのライトアップ、31日まで

 岡山市の後楽園と岡山城をライトアップする恒例の「夏の幻想庭園」と「夏の烏城灯源郷」が1日夕、開幕した。31日まで色とりどりの光が会場を彩り、魅惑的な空間を演出する。

 後楽園でオープニングセレモニーが行われた後、岡山城と合わせて775基の投光器やあんどんが一斉に点灯。園内の芝生エリアには岡山県産の竹に4色の照明を入れた「竹灯(あか)り」や和柄の灯籠も並び、夜の名園に美しく浮かび上がった。延養亭では「生命の源」をテーマにヒマワリやチョウを投影したプロジェクションマッピングが訪れた家族連れらを魅了した。

 親子3人で訪れた岡山大付属中1年の女子生徒(12)は「竹の明かりがきれい。夢の国に来たみたいで幸せな気持ちになった」と目を細めていた。

 岡山城天守閣前広場ではカラフルな和傘100本に照明が当てられ、高さ2メートルと4メートルの和傘タワーもお目見え。周辺の木々も青や紫といった涼やかな色のライトに照らされ、ムードを盛り上げていた。

 いずれも午後6時~9時半(入園・入場は午後9時まで)。幻想庭園は岡山県、後楽園魅力向上委が主催し、岡山市、山陽新聞社が共催。烏城灯源郷は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委が主催。