「警察官の仕事に興味持って」 出合駐在所 尾崎巡査部長が募集チラシ作製【山陽小野田】
AI要約
山陽小野田警察署が警察官募集のチラシを作製し、若者に警察を身近に感じてもらいたいという取り組みを行っている。
チラシにはフローチャート式の適性診断が盛り込まれており、警察官になる動機や適性度を示す内容となっている。
県警のマスコットキャラクターも活用し、採用試験の詳細や応募締切なども掲載されている。
山陽小野田警察署（坂野雅浩署長）出合駐在所の尾崎浩人巡査部長（50）が、警察官の募集チラシを作製した。「体力に自信がある」「正義感が強い」などフローチャート式で適性診断ができる親しみやすい内容で、若者が興味を示すことを期待している。
警察官の採用試験の受験者が減少傾向にある中、警察を身近に感じ、職業選択のきっかけになればと作製。同署のオリジナルキャラクター「YPレンジャー竜王」を添えた。
若手署員の警察官になった動機も参考に「制服姿に憧れる」「収入が安定した仕事に就きたい」なども質問項目に盛り込んだ。イエスかノーを選んで進むと、5段階の適性度が示される。啓発キャンペーンや就職フェアで配布している。
尾崎巡査部長は「地域を守りたいという思いがあれば誰でも警察官になれる。チラシを見て、まずは警察の仕事に興味を持ってもらえれば」と話した。
県警のシンボルマスコット「ふくまるくん」のイラストが入ったバージョンも作られ、県内全域で配られている。今年度の第2回採用試験は9月22日に1次試験を実施する。受け付けは8月13日まで。
