“黒船”のコストコ、沖縄初上陸へ 会員登録に列、1週間で5000人 激戦の小売業界

AI要約

8月24日のオープンを控えるコストコ沖縄南城倉庫店には、県民からの入会希望が急増している。

沖縄でのスーパーの競争が激しさを増しており、新規参入店舗が続々と登場している。

沖縄の小売業界の勢力図や商流には、コストコやロピアなどの新規参入が影響を与える可能性がある。

“黒船”のコストコ、沖縄初上陸へ 会員登録に列、1週間で5000人 激戦の小売業界

 8月24日のオープンを控える米国系会員制スーパー「コストコ沖縄南城倉庫店」(南城市)には連日、入会を希望する県民の姿がある。会員数は非公表だが、受け付けが始まった6月10日から1週間で約5千人が登録した。「沖縄になかったタイプのお店だ。選択肢が増える」。会員にになるため行列に並んだ那覇市の女性(42)は期待を膨らませた。沖縄初上陸の“黒船”への関心は高い。

 沖縄でいま、日々の暮らしを支えるスーパーの競争が激しさを増している。

 コストコに先立ち、今年3月には神奈川県を拠点とする食品スーパーのロピアが県内1号店を那覇市に構えた。相次ぐ新規参入で、沖縄の小売業界の勢力図や商流はどう変わるのか、注目が集まっている。