「未処理事件を残したくなかった」警察官を停職3カ月の懲戒処分 交通事故捜査でウソの書類作成《福島県》

AI要約

福島県警察本部によると、男性巡査長が交通事故の捜査で虚偽の書類を作成し、停職処分を受けた。

男性巡査長は2人のケガを把握しながら1人のケガをなかったことにしたとのこと。

福島県警本部は捜査要領の見直しを行い、同様の事案を防ぐための努力をしている。

「未処理事件を残したくなかった」警察官を停職3カ月の懲戒処分 交通事故捜査でウソの書類作成《福島県》

福島県警察本部によると、2020年1月に福島県田村市で発生した交通事故の捜査にあたった36歳の男性巡査長が、ケガ人が2人いることを把握しながら1人のケガをなかったものとするウソの書類を作成した。

福島県警本部は、男性巡査長を7月31日付で書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。(※虚偽有印公文書作成の疑いなど)

男性巡査長は調べに対し「未処理事件を残したくなかった。被害者の方に申し訳ない」と話しているという。

福島県警本部は「捜査要領の見直しなどをはかり、このような事案の根絶に努める」としている。