栃木・塩谷町長選、現新3氏の争い 町議補選には新人2氏 8月4日投開票

AI要約

栃木県の塩谷町長選挙が告示され、3人の候補者が立候補した。

候補者はそれぞれ、子育て支援や施設活用など様々な政策をアピールしている。

投票は8月4日に行われ、早い結果が期待されている。

栃木・塩谷町長選、現新3氏の争い 町議補選には新人2氏 8月4日投開票

 任期満了に伴う栃木県の塩谷町長選が30日告示された。立候補したのは、いずれも無所属の、前町議で新人の鈴木恵美(すずきえみ)氏(62)、4選を目指す現職の見形和久(みかたかずひさ)氏(71)、会社役員の新人増渕岩男(ますぶちいわお)氏(75)の3人。

 鈴木氏は同町芦場新田の選挙事務所で佐藤晴彦(さとうはるひこ)県議や周辺市町の議員の応援を受け出陣式に臨み、子育て支援策や遊休施設の有効活用などをアピール。「物から人へと投資をスイッチしていかなければならない」と訴えた。

 見形氏は同町玉生の選挙事務所で出陣式を実施し、小菅哲男(こすげてつお)県議、3町長らが応援に駆けつけた。見形氏は「昨年11月に完成した新庁舎で、子育て対策や人口減少、教育問題などに取り組みたい」と力を込めた。

 増渕氏は下野新聞社の取材に対し「現町長は公約が守られていない」と事例を挙げた上で「少子化対策、子育て支援などに取り組みたい」とした。

 町議補選には、いずれも無所属の新人2人が届け出た。

 投票は8月4日に町内8カ所で行われ、同日午後8時から塩谷中屋内運動場アリーナで即日開票される。