「爆発音が聞こえる」危険物貯蔵庫が全焼 熊野筆の加工用原料「セルロイド」を保管 広島・熊野町

AI要約

熊野町で危険物貯蔵庫が焼ける火事が発生し、消防が出動して全焼を防いだ。

火災原因は現在警察と消防が調査中で、セルロイドの保管などが関係している可能性がある。

幸い出火時には建物に人はおらずけが人も無く、焼失した車も1台のみ。

「爆発音が聞こえる」危険物貯蔵庫が全焼 熊野筆の加工用原料「セルロイド」を保管 広島・熊野町

30日朝早く、熊野町で危険物貯蔵庫などが焼ける火事がありました。出火当時、建物に人はおらず、警察と消防は火事の原因を詳しく調べています。

30日午前5時半頃、熊野町城之堀で、付近の住民から「爆発音が聞こえる。黒煙と炎が見える」と消防に通報が相次ぎました。

消防車など16台が出動し、火はおよそ30分後に鎮火しましたが、危険物貯蔵庫とカーポート、車1台が全焼したということです。出火当時、現場に人はおらずけが人はいませんでした。

警察によりますと、全焼した危険物貯蔵庫には「セルロイド」など熊野筆の加工用原料が保管されていました。

一般的に「セルロイド」は、周りに火の気がなくても自然発火の恐れがある危険物とされていて、警察と消防は現場検証をして詳しい火事の原因を調べることにしています。